AU2022 in New Orleans &
Autodesk Platform Services

2022.10.24

Hello, everyone♪( ´θ`)ノ

先月末、3年ぶりに対面形式で開催されたAutodesk University 2022へ行ってきました!

今回のGeneral Sessionでは、3つの業界向けクラウドサービスが発表されましたね。

建設(AEC)向けのAutodesk Forma、メディア & エンターテイメント (M&E) 向けのAutodesk Flow、製造 (D&M) 向けのAutodesk Fusionです。

Autodesk Construction CloudはAutodesk Formaに包括されるようです。

(´-`).。oO(Formaってなんだか懐かしい響きを感じるdocomoユーザのじゅんこ姉さん

そしてじゅんこ姉さんが今回のAUで一番(?!)驚いたことは、、、なんと、、、

「Autodesk Forge」が「Autodesk Platform Services」に名称変更されたことです!!!!

General Sessionやオートデスクの方がスピーカーのSessionでは「Forge」の名前がほぼ出現せず。

(´-`).。oO(一般Classはもちろんあったけど・・・私が受講したSessionだけかな・・・

「Forge」の名前が出てくるのは会場案内のプラカードだったり、expoでは「formerly Forge」と表示されている程度でした。。

(´-`).。oO(このblogの名前はどうしよう・・・きままにAutodesk Platform Services??きままにAPS???

そんなAutodesk Platform Servicesは、3つの業界向けクラウドサービスを繋げ、各業界、各工程のデータをシームレスに繋げる役割を担っています。

そして、そのベースとなるのが「Cloud Information Model」です。

(´-`).。oO(今までForge Dataと呼んでいた考え方ですね!

Cloud Information Modelで何が出来るのか具体的なイメージが持てなかった方も多いかと思うので、じゅんこ姉さんの手持ちのスクショを使って簡単に説明します。

例えば、Autodesk docsにアップロードした、Revit2023で作成したモデルの3Dビューから「データ交換を作成」をクリックすると、、

このように「データ交換(Data Exchange)」が作成されます。先ほど指定した3Dビューの情報が分解され「粒状データ(Granular Data)」となって格納されているのです。これをInventor2023やPower Automateで読み込むことができ、その際は必要な情報のみがロードされます。つまり作成元の製品やファイル形式を意識することなくデータを扱うことができるのです!

(´-`).。oO(今回、Rhinoにも対応したそうです!

(´-`).。oO(RevitからAutodesk docsを介さずに直接「データ交換」を作成・更新する(Public Bata版)こともできるようになったみたいですね!

このように、今回のAUでは全体を通して製品間のデータアクセシビリティを強化していくことを強調していたように感じます。

(´-`).。oO(確かに、最近はデータへのアクセスが便利かつ速くなるようなUPDATEが多いですよね。

(´-`).。oO(Design Automation APIがRevit Cloud Modelに対応したり、Direct-to-S3とか・・・

expoでは、今年もたくさんの企業が出展していました。

今回は、このようにBIM モデルと現場の写真を重ねて管理するなど、点群データや 360°カメラの写真とモデルを紐づけて活用している製品のブースが多かった気がします。

こちらは個人的に気になったFinlandのOne Click LCAのブースです。

Embodied Carbon(建物を製造する過程で生じるCO2排出量)の算出と見える化ができる製品で、自動で原単位を設定できるとのこと。

(´-`).。oO(いい写真を撮り損ねた・・・

そして、こちらはISO 19650に準拠したドキュメント作成ができるplannerlyのブースです。

plannerlyの詳しい説明は「Insight & Solutionセミナー 2022」のセッションで紹介しますので是非ご覧ください!

(´-`).。oO(もしかしたら翻訳の関係で公開が遅れるかもしれませんが・・・

現地でお会いした日本のお客様からISO19650の日本語テンプレートが欲しい!という声がありました。当社のBIMプロセスチームでは、plannerlyのテンプレートの日本語訳、日本に合わせて独自に作成されたテンプレート、両方を提供できるので、気になる方は是非お問い合わせください♪( ´θ`)ノ

(´-`).。oO(野間口さん、よろしく~

続いて、ご紹介したいのはこちら、、、

New Orleansの広い会場で運送に利用されていた、電動モビリティ!

日本でも同様に電動モビリティ事業を手掛けている企業があり、その企業では当社の製造業向けの「toDMGサービス」を活用して電動モビリティの部品を開発しているんですって!機会あればこのblogでも紹介しますね♪( ´θ`)ノ

(´-`).。oO(うめにっしゃん、よろしく~~

ちなみに、toDMGサービスは、「AdditiveManufacturing」と「Machining」分野を中心に、【製造技術×デジタル技術×技術支援】を融合したサービスを提供しています。
日本国内でも製造業をはじめ様々な分野でAdditiveManufacturing技術を活用した事例が増え続けているそうなので、ご興味がありましたらお気軽に相談してください♪( ´θ`)ノ

そして、3日間のNew OrleansでのAUが終わった後は、Bostonへ移動してAutodesk Technology Centerを見学。3D プリンタや五軸加工機、ロボットを用いた建設での自動化や工業化の取り組みについて説明していただきました♪( ´θ`)ノ

積層造形は作成過程で熱で変形してしまうのですが、こちらの大型の積層造形では変形しないように内部にセンサーを入れて作っています。ではそのセンサーはどうやって取り出すのでしょうか?Autodeskの方に聞いてみたところ、なんと、センサーは取り出さずに、据え付けた後の振動や変形の値をそのセンサーで取得して保守に活かしているとのこと。技術とデータを活かした画期的な取り組みですね!

(´-`).。oO(そのセンサーデータとBIMを紐づけてクラウドで活用できないかなあ。。

今回、3年ぶりの対面形式のAUということで、日本からたくさんの方が参加されていました。私自身、数年ぶりの再会や今更の初対面があり、また、以前に出展した際に仲良くなった海外の方との偶然の再会には大感激しました。そして何より最新のBIM情報、海外での最新の取り組みを肌で触れることはオンラインイベントでは得られない刺激があります。日本でも少しずつ対面形式のイベントが増えてきましたね!

そこで最後にお知らせです!

【お知らせ①】

10/26(水)に開催される「Insight & Solutionセミナー 2022」のConnecT.one のセッション:「【O-19】ConnecT.oneシリーズによる建設現場でのBIMモデルの活用」ですが、じゅんこ姉さんとConnnecT.one技術リーダーの「さのっち」がスピーカーを担当することになりました★

オンラインだけど対面形式のような刺激を感じていただけると思いますψ(`∇´)ψ

1か月間、オンデマンドで視聴可能ですので、是非ご覧ください(登録無料)!

(´-`).。oO(じゅんこ姉さん、噛みすぎて泣ける。。。

【お知らせ②】

10/28(金)に開催される「Archi Future 2022」に応用技術が出展いたします!

BooT.oneやConnecT.oneのデモを行いますので、ご来場される方は是非当社ブースへお立ち寄りください!

(´-`).。oO(じゅんこ姉さんが説明するかも?!

この2つのイベントですが、ConnnecT.one QSはもちろん、ConnecT.oneの新サービスである「ConnecT.one Inspection」のデモも行います。皆さま、お楽しみに★

以上、今更オンライン英会話を始めたじゅんこ姉さんでした。

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