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ConnecT.one QSの工区割り

2025.04.09

ConnecT.one QSの工区割り

ConnecT.one QSの工区割りの方法を簡単に紹介します。
モデルはRevitの日本語版サンプル(鉄骨造)をRC化したものを使用します。
(S→RCは適当な変換ですので、構造的な突っ込みは無しでお願いします)

こちらが今回用意したモデルです。

断面

部材展開

1階立ち上がりの工区割りを行います。右のボックスで上端のレベルを選択(赤枠)するとその階の平面図が出てきます。

「次へ」ボタンを押して工区割りの線を描きます。種類は2つで、四角で囲むか線で切るか。ただし線だけでは工区領域を作ってくれませんので赤枠と赤線で囲われた領域をつくる必要があります。例えば下記のように区切ると3つの工区に分けたいと意思表示していることになります。線分は通り芯からの距離などで位置設定を行うことができます。

この状態で「次へ」ボタンを押すと下記のような工区が作成されて、高さ方向の情報が求められます。今回は1階立ち上がりをイメージしましたので、上端2FL、下端1FLとしてセットしました

その結果がこちらです

同様に2階と3階の工区セットを作りました。工区の外枠は適当に四角で囲みましたので、バラバラですが、1階から3階まで同じ位置で工区割りをしています。また工区セットは複製可能ですので同じパターンの繰り返しの場合は、複製して活用して下さい。

あとは集計開始ボタンを押して集計を行うことになります。

ConnecT.one QSの工区割りの概要はこのような感じです。平面と高さ方向の設定で工区を作りますので、スキップフロア形状にも対応可能ですし、あまり無いとは思いますが、斜め方向に割ることも理屈的には可能です。

ただしドーナツ状の工区は不可です。

その他制約事項としては最大工区数47か所という条件があります。


ConnecT.one QSの工区割り機能は理解していただけましたでしょうか?

ConnecT.one QSが持つ2つの大きな機能「足場数量拾い」と「躯体数量拾い」は、施工管理をされている皆様にはあると便利な機能かと思います。施工管理のお供にいかがでしょうか?

事例紹介
ConnecT.one QSで加速する施工現場でのBIM活用。仮設機材レンタルのパイオニアSUGIKOが描く「仮設BIM」への挑戦

仮設機材レンタルのSUGIKO様にConnecT.one QSの活用事例をいただきました。

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著者:応用技術 BIMマーケティング

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