ConecT.one QSの足場数量算出を検証
- 2025.03.18
ConnecT.one QSの足場数量算出を検証

ConnecT.one QSの足場数量算出を行いましたが、一応簡単に検証しておきます。
足場数量を拾いましたので、Revitでの配置数量と.one QSでの拾い出し数量が一致するかを確認してみました。
トータル部材数は、13,700で、Revitでの集計も.one QSでの集計も一致しました。
BooT.oneでの足場制作では、「**セット」という形でネストされたファミリが配置される場合があります。


このようなネストファミリを使った場合でも、.one QSではそれぞれの数量を拾い出しています。
これはRevitの集計表でも同様ですが、Revitの集計では、「**セット」も1つのファミリとして集計されますので、実際の集計時には注意する必要があります。その点では .one QSはまさにRevitを使う必要のない nonBIMユーザ向けという点で優れたサービスだと思います。
.one QSではファミリタイプごとに集計が行われていますので、「アルミ階段L1829W390H1800」が68台という形での集計内容になります
また、.one QSでは数量算出とともに重量算出もしてくれます。 前回のブログでも書きましたように実際はこちらがメインの機能で、トラックの大きさに合わせた足場ブロックの選定をするという意味では、実務向きな機能だと思います。今回のサンプルモデルですと約98tonの足場材重量ということですが、現場で外部足場全体の総トン数を気にすることは無かった私にとっては、「へー」という感じで新たな理解ができました。(個人の感想です)
朝顔などの細かい部材配置が無いので、実際はちょうど100tonぐらいになりそうです。

ConnecT.one QSでの数量が、異なることを想定はしていませんでしたが、当然の結果を得られたと安心しています。
どの足場ファミリを使うかなど細かい設定などもう少し気にしたいところですが、基本的にはBooT.oneと併用していただくのが一番わかりやすいのではないかと思います。この辺りのモデル作成側に関してはもう少し検証を行いたいと思います。
ConnecT.one QSは仮設部材の拾いという部分で、使いやすいツールであることがわかりました。仮設材の現場搬入、手配などを行っているゼネコンの担当の方には、ちょっとしたおすすめツールです。
事例紹介
ConnecT.one QSで加速する施工現場でのBIM活用。仮設機材レンタルのパイオニアSUGIKOが描く「仮設BIM」への挑戦
仮設機材レンタルのSUGIKO様にConnecT.one QSの活用事例をいただきました。
全機能を試せる1ヶ月無料トライアル
「ConnecT.one QS は、本当にnonBIMユーザが使用できるのか確認したい」
「自分の業務で使えるか試してみたい」
といった方は、是非無料トライアルをお試しください。