それでは BooT.one

2024.12.06

それでは BooT.one

2024年11月28日にBooToneの5周年記念イベントが開催されたことは昨日のBlogの通りです。

このセッションの一つにBooT.one総監督の高取さんから12月リリース予定の機能に関する紹介がありましたので、こちらの情報を簡単にまとめておきます。

マイメニュー

たくさんあるコマンドの自分用の一覧表を作れる機能。さらにコマンドを検索する機能が付くようです。たまに使うコマンドメニューは、どこのタブにあるか忘れてしまうことがありますが、コマンド名の一部がわかっていれば、検索した結果をダブルクリックすることでコマンドが起動できるということです。

読み込みCADデータの除去

CADデータを読み込んだのだが、どのビューに入れたっけ? これまでもDWG除去というコマンドはあったのですが、さらにUIを改善して、どのビューにあるかや、どこにどんなCADデータが読み込まれているかをCSVとして書き出しが可能になるようです。

スタッド一括配置

LGSの開口補強コマンドはこれまでもありましたが、壁面のスタッドを一括配置してくれるコマンドだそうです。ランナーが配置されるかはわかりませんでした。

カーテンウォールローダー

窓ローダは多くの方が重宝している機能だと思いますが、今回はカーテンウォールローダーです

配筋リスト(開発α版)

リストの表記形式を自社形式に直したいとのリクエストに応えるために、構造タグを使ったリストを検討中。これによってユーザ自身の自由な断面リストデザインができるようになるそうです。鉄筋表記は割り切ってモデル要素を配置するようです。意見・アイディア募集中とのことです。

断熱材編集

断熱材の編集機能を充実させるとのことです。インプレイスで箱型形状を作成してそれを断熱材として配置する機能。ダイアログボックスで、上面・側面・下面でそれぞれ厚みやマテリアルを変更できるような編集ができるようです。

地形ソリッド対策

外構勾配の三角面を多角形の面に変換していく機能。三角形同士の接合線は谷か山になるのですが、これを1枚の面として修正してくれることで水勾配や施工を考慮しやすい面をセットできるようです。

回転球体法

避雷針の保護領域を作成する機能として使うそうです。電気設備のマニアックな機能ですね。

日影計算(開発α版)

等時間日影図と時刻別日影図の作成に対応するそうです。今は”簡易”日影計算と逃げていますが、”簡易”は外す予定とのこと。

等時間日影を3D表示させるということですので、楽しみです。


独白

上記には開発α版という文字が入っていますが、開発α版はBooT.oneに搭載されているメニューです。α版ですがぜひ使って意見をお願いします、というコマンドがいくつか入っていますのでお手元にBooT.oneのある方は、気にしてみてください。B.共通 タブにあります。

著者:応用技術 BIMマーケティング

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