Revit Extension for Japan
- 2025.07.29
今回は、BooT.one ではなく、Autodeskが提供しているRevitの追加コマンドをご紹介します。

Revit Extension for Japanは、オートデスクが日本市場向けに提供しているRevitの無料お助けツールです。
提供形態は「Autodesk App Store」からのダウンロードで、Autodesk Subscription契約のあるAutodesk IDでログインを行う必要がありますが、Revitユーザであれば無償で利用することができます。
もともと「REX J for Architecture」 や、「Revit Extension for Architecture」,「Revit Extension for Structure」,「Revit Extension for MEP」、「Revit Extension for LT」として提供されてきたコマンドを1つにまとめたツールになっています。
上記でもわかりますように、Revit LTで利用可能な追加コマンドもいくつか存在します。
ただ、2025版でも法規チェックツールがまだ提供されていない等、アップデートメンテナンスの対応は緩やかです。
下記は2024版での確認事項になりますが、存在するコマンドは77コマンドで、非常にたくさんの日本固有のコマンドを用意しています。多分オートデスク全体としても異例の対応(国別対応)だと思われます。
搭載コマンドは下記の通りです(2024版で確認)
REXJタブ - 意匠系







RexJタブ - 構造系





RexJ - 設備系




このように、意匠系、構造系、設備系でいくつかのコマンドが用意されています。今後機能の拡張が行われるかどうかは不明ですが、現状でも実務レベルで使えるコマンドも数多くあると思いますので、ご存じなかった方はぜひダウンロードして使ってみてはいかがでしょうか。
これらの拡張機能は、BooT.oneと競合するものではなく、それぞれをうまく使うことでRevitの作業効率をあげるツールだと思います。
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「BooT.oneで本当に時短できるのか確認したい」
「自分の業務で使える機能があるか試してみたい」
といった方は、是非無料トライアルをお試しください。