BooT.oneの基本コンセプト
- 2025.02.04

BooT.oneの基本コンセプト
BooT.oneはAutodesk Revitのアドオンアプリケーションですが、開発当初から大事にしているコンセプトがあります。それは、
”Revitの基本に忠実であること”
本来のコンセプトと少しニュアンスが異なっているかもしれませんが、BooT.oneを使って作った情報を、BooT.oneの無いRevitがちゃんと理解することができる。という意味になります。
社内で確認したら下記のように表現している人もいました。
”Revitでできないことは、BooT.oneでもできない”
AutoCADという汎用CADがあるのですが、このAutoCADのアドオンアプリケーションで見かける仕様として、アドオンアプリケーションを使って作った情報(DWGファイル)はそのアドオンアプリケーションを使わないと編集ができないというものがあります。これ自体が間違った仕様ということではありませんが、汎用的に誰もが使えるデータを作るという意味では好ましくありません。BooT.oneはそのようなことにならないよう、BooT.oneを使って作ったBIM情報は、BooT.oneがない環境でもきちんと確認および編集が可能であることを前提としています。
ただ、BooT.oneのコマンドを実装するにあたって、どうしても特定のRevitテンプレートに依存しないとそのコマンドを作ることができないようなものもあったようです。この機能を使って作ったデータも、BooT.oneの無い環境でもきちんと確認及び編集ができるという意味では問題ありませんので、コンセプトは守られているのですが、開発チームとしては微妙なところのようです。
BIMを始めるファーストステップBooT.one
ところで、BooT.oneの目指すものは何でしょうか? 「BIMを始めるファーストステップBooT.one」というキャッチがホームページにありますが、もっと具体的には「Revitをもっと身近に簡単に」ということかと思っています(勝手にですが)。 「BooT.oneとは何者か?のその前にRevitを知る」でも書きましたが、Revitはなんとなく難しく感じる。だけどなぜか世界的なシェアはある。一般的にシェアのあるツールは、開発リソースも豊富だし新しい機能への対応も早い。だからRevitを選択することに大きな問題は無い。だけどやっぱり使いづらい。 アプリケーション開発は海外だし、建築設計や施工への取り組み方に関しても文化そのものが異なるため、日本とは異なる。アプリケーションに日本の声が反映されにくい・・・・。こんな利用者の不満をメーカーに代わって少しでも身近で簡単なツールにすることを担っているのがBooT.oneなのかなと思っています。だからリクエストボードの書き込みにも耳を傾けるし、一方でベースがRevitであることを大事にする。ポエムになりそうなのでここでやめておきますが、BooT.oneはやっぱりあった方がいいツールだと思います。すべての機能をすべての人が必要としているわけではありませんが、Revitでのモデリングで最も重要なファミリに関しては特に力が入っていることは、使われている方ならご存じでしょうから
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