BooT.one コマンド(Ruts)
- 2025.07.28
今回は、BooT.oneコマンドのRutsタブをご紹介します。

Rutsは、Revit user toolsの略で、もともとはRevit User Groupが主導となり開発したRevitのお助けツール群です。 Revit User Groupは、発足当時モデリングガイドの作成などRevitの標準化を積極的に進める中で、このようなお助けツールの開発を行っていました。
しかしながらRevit2019対応あたりでRutsの提供は終了となり、その一部の機能はオートデスクが提供する委するREX J for Architecture(現在の Revit Extension for Japan)に搭載されましたが、搭載が見送られた機能もいくつかありました。
このような流れの中で、BooT.oneでもRutsの機能を復活させBooT.one RUTS としてBooT.oneユーザに提供しています。
BooT,oneに存在するタブは「Ruts」で、42コマンドになります。ただしBooT.oneの中でもRutsのコマンドを共通タブに実装移動するなど、Rutsのコマンドの整理が行われていますので、BooT.oneの全体コマンド数は重複することになります。
Rutsタブ









コマンド名を見ただけで、懐かしさを覚える方がいらっしゃるかもしれませんが、これらのツールはRevitお助けツールとして、「そうそうそれが欲しかった!」レベルのツール群で、なかなか他のタブに統合しづらい性質のものでもありますので、ぜひ一度その機能を実感してみてください。
前回までのブログの共通と建築、構造、設備、地盤&法タブを合わせてコマンド数は 524/500 になりました。toBIM YouTubeチャンネルでは、きままにBooT.oneセミナーの中でRutsコマンドの一部を解説している回がありますので、興味のある方はtoBIMチャンネルでご確認ください。