BooT.oneコマンド「次世代足場手動割付」
- 2025.03.10
BooT.oneコマンド 「次世代足場手動割付」

BooT.oneの「次世代足場手動割付」を紹介します。
まず現在の足場状況を確認します。梁枠を設置した開口スパンが、躯体の柱と微妙に干渉しているのが気になります。
この開口部の位置合わせを目的としてこのコマンドを使用してみたいと思います

「B.次世代足場」→「次世代足場手動割付」を起動して、対象となる足場面をクリックします。

こちらのダイアログボックスが出てきます。
今回は梁枠の左のどこかに600スパンの足場列を追加配置し、梁枠の右のどこかのスパンを1800→1200に変更したいと思います。
修正途中です。足場610の列を追加したところ、差分として-610という値が表示されました。全体スパンを合わせるためにあと610どこかのスパンを短くすることを求めています。

梁枠右の方のスパンを1800→1200に変更したことで、差分表示はゼロになりました

「反映」ボタンを押してしばらくすると、想定通りの足場位置になりました。

平面で割付をきちんと計画しておけば、このような編集も不要ですが、逆にとりあえず一連のコマンドでモデルを作って3次元的にいろいろ検討してみたうえで修正を加えながらいい足場にしていくというプロセスは、今のBIMの環境にあったいいやり方かもしれません。
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