BooT.oneコマンド「次世代足場ローダー4」

2025.03.10

BooT.oneコマンド 「次世代足場ローダー」(その4)

BooT.oneの「次世代足場ローダー」の4回目になります。 

「B.次世代足場」→「次世代足場ローダー」を起動します。

これまでと同様に足場自動配置で作成した足場の1面を選択します。左図のような編集画面が現れます。

一番左上のセルに注目してみます。実際にはその上にある「張り出し足場設定」ボタンが最初のターゲットです。

「張出足場設定」ボタンをクリックすると下図のような張出足場の設定ダイアログボックスが出てきます。

上から2つ目のチェックボックスを選択してみました。するとその上下の選択ボックスがグレーアウトしました。これの意味を実際のモデルで確認してみます。(上から4つ目のチェックボックスも選択しました)

このように張出足場(ブラケット足場)が生成されています。(使用部材は伸縮ピンブラケット)

張出足場設定メニューに列コピーのメニューがありましたので、右隣の列で実行してみました

2スパンで張出足場モデルが生成されています。

自動でここまで作ってくれることは非常に助かりますし、様々に修正できることもうれしいですね。その一方で多分利用にあたって、まだまだ要望が出そうな分野でもあります。


次のメニューは「調整」です。このメニューは、列の最下段に存在します。 何を調整するかと言いますと、支柱の長さの調整です。次世代足場は一般的に最下段に2,700mmを使います。これは先行手摺りを設置できる必要高さということですが、その先は原則1,800mmか3,600mmを使用することで先行手摺りを同様に設置できることになります。

1,800mmを選択するか3,600mmを選択するかは、多分現場の施工性によって決まるのかと思います。この長さを面全体で一括調整するコマンドボタンは最上部に「支柱一括調整」として配置されています。

今回の調整は支柱ごとに調整するコマンドになります。どちらも出てくるダイアログボックスは同じ(左図)です。

自動でここまで作ってくれることは非常に助かりますし、様々に修正できることもうれしいですね。その一方で利用にあたって、まだまだ要望が出そうな分野でもあります。

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著者:応用技術 BIMマーケティング

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