「まちスぺ―ス」を紹介します

2024.12.13

「まちスぺ―ス®を」紹介します

応用技術の新サービス「まちスぺ―ス」をご存じでしょうか?

左が「まちスペース」のロゴになります。まち(Machi) の頭文字Mを90度回転させることでシグマ(Σ)に引っ掛けたロゴになっています。 シグマは合計や総和を意味しますので、街全体の空間を対象に行うサービスを意味し、最後のEは環境(Environment)の頭文字です。

「まちスペース」は、国土交通省が推進する「PLATEAU by MLIT」のデータを活用し、クラウド上で簡易的な環境シミュレーションが行えるサービスです。環境シミュレーションの豊富な受託実績とGISへの対応、さらにはBIM/CIMデータの取り扱いに知見のある応用技術ならではの新サービスとして提供を開始しました。

「なんかBIMとは関係なさそう」と思われるかもしれませんが、実は隠れた機能(隠してはいません)があります。それはIFCデータを取り込む機能です。

IFCデータが取り込める

Revitのサンプル意匠モデルをIFCに書き出して取り込んだところ

Revit上で緯度経度情報をセットしてIFCに書き出したものを、「まちスペース」で読み込むと、ほぼ期待通りの場所にIFCモデルが表示されます。

さらにこんな感じで、PLATEAUの建物データを非表示にすることができるので、新しい建物を目的の敷地に表示させて周りとの調和を確認することも可能です。

IFCデータの後ろの建物を非表示

現在は、環境シミュレーションの対象物にはできないので、アップロードして見て楽しむことからですが、こんなことがブラウザ上で、それもPLATEAUの建物データが提供されている地域なら周辺建物データを用意しなくても景観を確認できるというのはRevitユーザにとっても魅力的なサービスではないでしょうか。

現在はいくつか制限事項があるので過大な期待は禁物です(初期リリースなので許して下さい)が、皆様の要望を聞き取りながらサービスの質を高めていきますので、ぜひ使っていただいて感想をいただければと思います。

なおRevitからのIFCの書き出しに関しては、「まちスぺ―ス」内にマニュアルを用意していますので是非そちらを参考にしてIFCの取り込みに挑戦してみてください。

著者:応用技術 BIMマーケティング

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